クーパー靭帯によって支えられる乳房の形。

  1. 閾値(いきち)を超えると、クーパー靭帯の伸縮力が弱る。

    クーパー靭帯には、強い伸び縮みに耐える力が備わっています。しかし、外から加わる衝撃の大きさや頻度が、ある一定
    の許容範囲を超えると、この力が急激に失われ、クーパー靭帯が伸びきった状態になります。この許容レベルを、閾値と
    言い、ある時期までは、ずっと大丈夫であったものが、閾値を超えたとたんに、伸びが元に戻らなくなってしまいます。

  2. 揺れなどの強い衝撃を受け続けると、結合組織が緩む。

    乳房が、揺れなどの強い衝撃を高頻度に受け続けると、結合組織を構成する細胞や線維の調和を保っきた集合パターンが
    衝撃によって変化し、次第に緩みを生じて、乳房の下垂の要因となっていきます。

  3. 「クーパー靭帯」「結合組織」への衝撃の蓄積が、年月を経て下垂になる。

    乳房に大きな上下動を与えるランニングの様な運動は、クーパー靭帯にも、結合組織にも、ダメージを与える事になり、
    こうした衝撃の蓄積が、年月を経て、下垂となって現れてくる事は、十分に考えられます。

  4. 靭帯という組織は、筋肉のように鍛えて強化することができません。

    クーパー靭帯に、ランニングによる上下動のような、機械的な力が加わり続ける事で、ダメージが及ばない様、日ごろから、
    出来るだけ強い衝撃を与えない事が大切です。



                                                     上記文章は、(株)ワコールの「下着とカラダの基礎知識」からの引用です。