完全には解明されていない下垂のメカニズム。

  1. クーパー靭帯の伸び。

    メッシュ状になった「クーパー靭帯」が、長時間にわたる、外からの一定の刺激を受け続けることで、次第に緩んで
    伸びてしまい、乳房を支えられなくなる。

  2. 細胞の統合性の乱れ。

    結合組織を構成するいろいろな細胞や線維は、一定の統制力の元に調和しあって存在しているが、長時間にわたる、
    外からの一定の刺激を受け続けるうちに、この統制が乱れ、調和のバランスがとれなくなり、乳房を支える力を失う。

  3. 乳房と大胸筋の間のズレ。

    乳腺組織と、これを支える結合組織は、乳房の後ろ側で膜状の組織を作り、大胸筋の表面にある筋膜と弱い結合組織で
    つながっている。長期間にわたる刺激は、次第に2つの膜の間にズレを生じさせ、乳房そのものの位置が下がっていく。

  4. 脂肪細胞の増大。

    加齢によるホルモンの変化で、乳腺の細胞が萎縮すると、空いた部分に脂肪細胞が入り込み、全体に脂肪の量が
    増えることで、乳房に重みが加わるほかに、乳腺が脂肪に置き換わることで、やわらかくなり、下垂する。




                                                     上記文章は、(株)ワコールの「下着とカラダの基礎知識」からの引用です。